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おいしさをつくる8つの成分
『おいしさをつくる8つの「成分」
──理想の料理を作るための調理科学の教科書』
著:アリ・ブザーリ
日本語版監修:川崎寛也
訳:廣幡晴菜
刊行日:2023/4/18
A5判(148×210 mm)並製
262ページ(本文カラー刷)
ISBN 978-4-903063-98-0 C0077
2,800円(税込3,080円)

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水・糖類・炭水化物・脂質・たんぱく質・ミネラル・気体・熱──

食材・料理の、より根源的な構成要素である
これら8つの「成分」には、どんな特徴があるのか? 
科学者で料理人でもある著者が、
肉眼では見えない「成分」の「ふるまい方」を
オールカラーのイラスト・写真付きでやさしく解説。

料理中にミクロのレベルで起きていることをイメージし、
料理をより思い通りデザインできるようになる
画期的ガイド。

IACP(国際料理専門家協会)ベストブック賞 受賞作

推薦
「私が駆け出しの料理人だった頃に、この本があったらよかったのに。
そう思わせる本だ」
ダニエル・ハム(「世界のベストレストラン50」ランキング第1位獲得店「イレブン・マディソン・パーク」料理長)

本書「はじめに」より抜粋:
「ジャガイモ、チーズ、キャビアはすべて食材である。食材は、もっと単純なもの、すなわち食べ物の基本構成要素である「成分」でできている。成分には8種類ある。…本書は[調理科学の]本や論文の挿絵入り雑誌バージョンだと思ってほしい。たとえやイラストや写真を使って、食べ物の仕組みの基本原則をお見せしている。本書を読んだ後には、頭の中に生まれたイメージのおかげで、見えないものを心に思い描けるようになるだろう。食べ物の食感、味、香り、外観の裏にある顕微鏡でしか見えないドラマを想像することができる。まるで透視能力を手にして料理をするような体験になる」

<著者>
アリ・ブザーリ(Ali Bouzari)
料理科学者、作家、教育者であり、カリフォルニア北部に拠点を置く料理研究開発企業Pilot R+Dの共同設立者。食品生化学の博士号を持つシェフとして、アイビーリーグからカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカまでトップクラスの大学で教鞭をとり、カリキュラムを開発。そのかたわらでトーマス・ケラー・レストラン・グループなどの全米有数の革新的レストランとコラボレーションするなど、料理の捉え方を変える流れを牽引してきた。本書の原著は国際料理専門家協会(IACP)ベストブック賞の参考図書部門賞を受賞した(2017年度)。

<日本語版監修者>
川崎寛也(かわさき・ひろや)
調理科学者、感覚科学者。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了、博士(農学)。味の素(株)食品研究所エグゼクティブスペシャリスト。特定非営利活動法人 日本料理アカデミー理事。研究分野は、おいしさの科学、プロの調理技術の解明、食の体験と心理的価値の関連解明など。おもな執筆書に『味・香り「こつ」の科学』『おいしさをデザインする』『だしの研究』『料理のアイデアと考え方』『料理のアイデアと考え方2』(以上、柴田書店)、『日本料理大全 だしとうま味、調味料』(共著、特定非営利活動法人日本料理アカデミー)、『料理すること その変容と社会性』(共著、ドメス出版) ほか

<翻訳者>
廣幡晴菜(ひろはた・はるな)
英語翻訳者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。訳書にアンナ・ファイフィールド『金正恩の実像 世界を翻弄する独裁者』(共訳、扶桑社)、スーザン・ジャングほか『シグネチャー・ディッシュ 食を変えた240皿』(共訳、KADOKAWA)など。

原著:INGREDIENT:Unveiling the Essential Elements of Food, 2016


 

目次

日本語版監修者まえがき
はじめに

第1章 水
水は──
 固体、液体、あるいは気体である
 ものを溶かす
 流れる
 酸+塩基である
 微生物を増殖させる

第2章 糖類
糖類は──
 甘さがある
 食べ物を褐色にする
 結晶化する
 水と結びついて溶解する
 とろみをつける
 発酵のもとになる

第3章 炭水化物
炭水化物は──
 水と結びついて溶解する
 とろみをつける
 液体をゲル化する
 味と香りをとらえる
 分解して糖類になる

第4章 脂質
脂質は──
 エマルションになる
 乳化剤のはたらきをする
 水を嫌うものを蓄える
 溶けたり結晶化したりする
 蒸発せず高温になる
 分解により風味を出す

第5章 たんぱく質
たんぱく質は──
 折り目が開いて、凝固する
 水と結びついて溶解する
 食べ物を褐色にする
 乳化剤としてはたらく
 酵素としてはたらく
 分解し変化する

第6章 ミネラル
ミネラルは──
 味がある
 大きな分子をつかんでつなぐ
 水と結びついて溶解する
 色を出す

第7章 気体
気体は──
 水と結びついて溶解する
 泡になる
 化学反応を引き起こす
 膨張し、収縮する

第8章 熱
熱は──
 動きを速くさせる
 速く振動させる

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謝辞

 

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