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『国際ビジネス 1──グローバル化と国による違い』
著:チャールズ・W・L・ヒル
訳:鈴木泰雄、藤野るり子、山崎恵理子
刊行日 2013/7/11
A5(210×148)ハードカバー。316ページ。本文カラー刷(16ページ)+1色刷(300ページ)。
ISBN978-4-903063-59-1 C3034
定価(本体2800円+税)

 

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国際ビジネスの定番テキスト。

国際ビジネスの教科書として世界シェアNo.1を保ち続ける「世界標準テキスト」 。
GE、グーグルなどの"事例"と、経済学・経営学などの"理論"とを交えながら、 中小企業にも大企業にも適用できる実践的知識を包括的に紹介・解説。
グローバル経済を勝ち抜くための必須の書、待望の邦訳!

 

著者紹介
チャールズ・W・L・ヒル(Charles W. L. Hill)
ワシントン大学ビジネススクール教授。専門は国際ビジネス、経営戦略、ミクロ経済学。英国マンチェスター工科大学(UMIST)で博士号を取得。ワシントン大学のほか、UMIST、テキサスA&M大学、ミシガン州立大学でも教鞭をとる。
経営学分野を代表する学術誌に50本以上の論文を寄稿("Academy of Management Journal""Academy of Management Review""Strategic Management Journal""Organization Science"など)。"Strategic Management Journal""Organization Science"誌では編集委員も務める。また"Academy of Management Review"ではコンサルティング・エディターを務めた(1993〜1996年)。
ワシントン大学では、MBAコース、社会人MBAコース、経営学コース、博士号コースを担当。MBAコース、社会人MBAコース、経営学コースでは、優れた教師に贈られる教育優秀賞を受賞。
また、マイクロソフト、ボーイング、トムソン・フィナンシャル・サービシズ(情報サービス)、BFグッドリッチ(タイヤメーカー)、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(ゲームメーカー)、ハウス・オブ・フレイザー(百貨店グループ)など、幅広い業種の企業・団体で顧問を務める。
著者の主著である本書は、第3版(2000年刊)以来、改訂しながら10年以上にわたって国際ビジネスのテキストとして世界シェアNo.1を獲得し続けており、事実上の世界標準テキストとして、世界中の学生やビジネスマンに読まれている。

原著
International Business: Competing in the Global Marketplace, McGraw-Hill, 2011

訳者紹介
鈴木泰雄(すずき・やすお)
京都大学文学部卒(社会学専攻)。酒類食品メーカーに勤務し、アメリカとイギリスに留学も含めて8年間駐在した後、翻訳家として独立。訳書に『株式会社』『顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」』『新たなる資本主義の正体』(ランダムハウス講談社)、『分析力のマネジメント』(ダイヤモンド社)などがある。ノースウェスタン大学ケロッグスクールMBA。本書では、第1部〜第3部および用語集を翻訳。

藤野るり子(ふじの・るりこ)
国内で経済学修士号を取得後、日本企業および外資系企業数社にて、社内通訳翻訳者を務める。その後渡米し、メリーランド大学大学院にて第二言語習得分野の修士号を取得。帰国後、金融・経済・経営・資産運用・IR、その他ビジネス関連分野を中心に、実務翻訳に携わる。本書では、第4部および用語集を翻訳。

山崎恵理子(やまざき・えりこ)
早稲田大学第一文学部卒。日本経済新聞社に勤務した後、英国レディング大学ヨーロッパ・国際学研究大学院で修士課程を修了。英文誌"Japan Echo"シニア・エディターを経て、ビジネス、政治経済、ファッション分野の翻訳を手がける。主な訳書に『波瀾の時代の幸福論』(ランダムハウス講談社)、『ファッションの意図を読む』(産調出版)、『Vogue On アレキサンダー・マックイーン』(ガイアブックス)。本書では、まえがきおよび第5部〜第6部を翻訳。

 

「国際ビジネス」全3巻の構成

第1巻 グローバル化と国による違い
 第1部 概説
 第2部 国による違い

第2巻 経営環境と金融システム
 第3部 グローバルな貿易環境と投資環境
 第4部 国際金融システム

第3巻 企業戦略と事業運営
 第5部 国際企業の戦略と構造
 第6部 国際企業の事業運営

目次

第1巻 目次
 まえがき 3
 本書を構成する項目について 10
 全3巻の構成 11

第1部 概説
第1章 グローバル化 23
   [冒頭のケーススタディ] 医療のグローバル化 24
  @はじめに 26
  Aグローバル化とは何か? 30
   市場のグローバル化 30
   生産のグローバル化 32
   [企業別ケーススタディ] ビジオと薄型テレビ市場 35
  Bグローバルな機関の登場 37
  Cグローバル化の原動力 39
   貿易や投資に対する障壁の低下 39
   技術の変化が果たす役割 44
   マイクロプロセッサーと通信 44
    インターネットとワールドワイドウェブ/輸送技術/
    生産のグローバル化の意味/市場のグローバル化の意味
  Dグローバル経済の国別構成の変化 49
   世界生産高と世界貿易高の状況変化 49
   [国別ケーススタディ] インドのソフトウェア産業 51
   外国直接投資(FDI)の状況変化 53
  E多国籍企業の性質の変化 56
    非アメリカ系多国籍企業/ミニ多国籍企業の台頭
   [企業別ケーススタディ]
    中国のハイセンス(海信)──新興多国籍企業の例 59
   世界秩序の変化 60
   21世紀のグローバル経済 62
  Fグローバル化をめぐる議論 63
   グローバル化への抗議運動 64
   グローバル化と雇用と所得 66
   [国別ケーススタディ] フランスの反グローバル化運動 70
   グローバル化と労働政策と環境 72
   グローバル化と国家主権 75
   グローバル化と世界の貧困層 76
  Gグローバル市場における経営 79

 章のまとめ 81
 討論のための設問 84
 研究課題 85
   [結びのケーススタディ]
    ゼネラル・エレクトリック(GE)におけるグローバル化 86

第2部 国による違い
第2章 国による政治経済の違い 91
   [冒頭のケーススタディ] 悩める大国エジプト 92
  @はじめに 94
  A政治制度 95
   集団主義と個人主義 96
    社会主義/個人主義
   民主主義と全体主義 101
    民主主義/全体主義
   [国別ケーススタディ] チャベス政権下のベネズエラ 104
  B経済制度 106
   市場経済 106
   計画経済 107
   混合経済 108
  C法律制度 109
   さまざまな法律制度 109
    判例法/成文法/神権法
   契約法の違い 112
   財産権と汚職 113
    私的行為/公的行為と汚職/「海外腐敗行為防止法」
   [国別ケーススタディ] ナイジェリアにおける汚職 117
   知的財産の保護 119
   製品の安全性と製造物責任 122
   [企業別ケーススタディ]
    基本商標をめぐる裁判に中国で勝訴したスターバックス 123
  D経済発展の決定要因 124
   経済発展の違い 124
   さらに広い発展の概念──アマルティア・セン 126
   政治経済と経済発展 127
    成長の原動力となるイノベーションと起業家精神/
    イノベーションと起業家精神に欠かせない市場経済/
    イノベーションと起業家精神に欠かせない確固たる財産権/
    必要とされる政治制度/経済発展は民主主義の母
   [国別ケーススタディ] 財産権が認められ始めた中国 146
   地理と教育と経済発展 147
  E変わりゆく国々 148
   民主主義の拡大 149
   新世界秩序と国際テロ 151
   市場主義体制の拡大 154
  F経済改革の特徴 155
   規制緩和 155
   民営化 156
   法律制度 157
  G政治経済の変化の意味 158
  H経営上の意味 159
    メリット/コスト/リスク/総合的な魅力

 章のまとめ 166
 討論のための設問 167
 研究課題 168
   [結びのケーススタディ] インドの変貌 169

第3章 文化の違い 173
   [冒頭のケーススタディ] マクドナルドのインド進出 174
  @はじめに 176
  A文化とは何か 178
   価値観と規範 179
   文化、社会、国民国家 181
   文化の決定要因 183
  B社会構造 184
   個人と集団 184
    個人/集団
   社会の階層化 187
    社会的流動性/ビジネスにとっての意義
   [国別ケーススタディ] インドのカースト制度への風穴 191
  C宗教体系と倫理体系 192
   キリスト教 193
    キリスト教の経済的意義──プロテスタントの労働倫理
   イスラム教 195
    イスラム原理主義/イスラム教の経済的意義
   [国別ケーススタディ] トルコのイスラム式資本主義 201
   ヒンズー教 202
    ヒンズー教の経済的意義
   仏教 204
    仏教の経済的意義
   儒教 205
    儒教の経済的意義
   [企業別ケーススタディ] 上海のDMG 207
  D言語 209
   口頭による言語 209
   口頭によらない言語 211
  E教育 211
  F文化と職場 213
  G文化変動 217
  H経営上の意味 220
   異文化リテラシー 220
   文化と競争優位 222
 章のまとめ 225
 討論のための設問 226
 研究課題 227
   [結びのケーススタディ] ウォルマートの海外展開 228

第4章 国際ビジネスの倫理 233
   [冒頭のケーススタディ] シーメンスの贈賄スキャンダル 234
  @はじめに 236
  A国際ビジネスにおける倫理的問題 237
   雇用慣行 237
   人権 239
   [企業別ケーススタディ] アップルの〈iPod〉の生産 242
   環境汚染 244
   汚職 245
   道徳上の義務 248
   [企業別ケーススタディ] ミャンマーにおけるユノカル 250
  B倫理的ジレンマ 251
  C非倫理的行動の根本原因 252
   個人の倫理 253
   意思決定プロセス 254
   企業文化 255
   非現実的な業績期待 256
   リーダーシップ 257
   [企業別ケーススタディ] ナイジェリアにおけるファイザーの治験戦略 257
  D哲学から見た倫理 259
   わら人形論法 260
    フリードマン主義/文化相対主義/独善的道徳主義/無邪気な背徳主義
   功利主義的倫理学とカント倫理学 265
   権利説 266
   正義説 269
  E経営上の意味 271
   採用と昇進 272
   企業文化とリーダーシップ 273
   意思決定プロセス 275
   倫理責任者 277
   精神的勇気 278
   意思決定プロセスのまとめ 279
 章のまとめ 279
 討論のための設問 281
 研究課題 282
   [結びのケーススタディ] ウォルマートの中国におけるサプライヤー 283

第2部のケーススタディ 287
  中国のグーグル 288
  汚職の泥沼
  ──ナイジェリアにおけるケロッグ・ブラウン・アンド・ルート 290

 第1巻 注 296

  地図2.1 1人当たり国民総所得(2007年) 130
  地図2.2 1人当たり国民総所得(PPPベース、2007年) 132
  地図2.3 1人当たりGDP成長率(1998〜2007年) 134
  地図2.4 人間開発指数 136
  地図2.5 政治的自由(2008年) 138
  地図2.6 経済的自由の分布(2008年) 140
  地図3.1 世界の宗教 142

 

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